任天堂マリカー訴訟―損害賠償5000万円全額の支払いと差し止めが認められる

任天堂は29日、マリカー(MARIモビリティ開発)およびその代表取締役に対して17年2月24日に提起した訴訟について、同日、知的財産高等裁判所において、判決が下されたと発表した。

 同訴訟については、19年5月30日に知的財産高等裁判所で下された中間判決で、被告会社による「マリカー」「maricar」などの表示の営業上の使用行為および「マリオ」などのキャラクターのコスチュームを貸与する行為等が不正競争行為に該当することが認められた。

今回の判決では、中間判決の判断を踏まえ、被告らに対して、5000万円の損害賠償金(当該不正競争行為により被った損害の一部として、同社が本件訴訟で請求していた金額の全額)の支払いが命じられるとともに、被告会社に対して、これらの不正競争行為の差し止め等が命じられたとしている。

MARIモビリティ開発は今回の判決に関して「当社の主張が認められなかった部分については誠に遺憾であり、内容を精査して引き続き対応して参ります」とのコメントを掲載している。